自由に空を飛ぶ鳥

2002年11月29日
例えるなら

ピンと張った細い細いピアノ線に垂れる一粒の水

文字にすれば 私は言葉を知らないから

ありきたりの表現になってしまうけど

しなやかで 美しい 動き

ただ 猫が 小川にそろそろと降りて その水を飲んだだけのことだ

ただ それだけのことだ

だけど 何故か私は感動してた

…何故だろう?

その瞳は 何を 見ているのだろう


********************


秋晴れの空に 鳥が 一羽 飛ぶ姿

それが見えなくなると 何もいなくなった

広い広い空に 何もいなくなった

…なんで 鳥は こんなにも遠く広い空を 飛び回らないのだろう

もっともっと

もっと上へ

もっと青へ

まだまだ向こうに続く空

眩い太陽へ上る空

もっと上へ

もっと空へ

なぜ鳥たちは飛ぶことをしないのだろう

鳥たちも 飛ぶことがありきたりで 地を這う私たちを思っているのか

なぜ人間たちは地をかけめぐることをしないのだろう

大地のあたたかさを

草の息吹を 匂いを

もっと もっと 感じようとはしないのだろう

固い箱を作って 川や山の寝息も聞かず 夜を過ごす

大地で自由に駆け回ることのできる足をもっているのに…


私たちが 空への憧れを込めて 書き立てる

「自由に空を飛ぶ鳥」… の言葉

一体誰にわかると言うのだろう

翼をもつ鳥が 自由か どうか なんて

一体誰が決めたのだろう

自由 なんてものが 意識の中にすらないことに

気付かずに…

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索