戦争
2003年4月28日イラク戦争の実録ドキュメントが 放映された
この世に 生まれて
砂の国の中で 育って
きっと 恋もしただろうし つらい経験もしただろうし
そして この戦争で武器を持った 人 が
映されていた
その 人 が 映っていたのは
離れた 島国のたくさんのテレビの中だった
よその国の支援無しには生きていけないだろう国の
テレビの中だった
砂の国の地べたに 横たわり
彼は「冷たくなった戦争の被害者」として
全国に放映された
彼はきっと たくさんの思いの中に 武器をとったのだと思う
彼は 今まで 生きてきた
彼は 私たちと 同じように
生きてきた
私たちは 生きている
そして その彼が 死んだ姿を 見ている
彼は 死んだ
私は 生きてる
同じように 赤ちゃんとして生まれて
服を着て ご飯を食べて 会話をして ‥時には‥
‥笑って‥
今まで生きていたと思う
まるで
私と同じように 生きてきた
彼は 亡くなって
私は 生きていて
そこに理由なんか あるもんか
私には 私がやらなきゃいけないことがあるから?
ちがう
ただ この 戦火の届かない島国にいたからだ
それだけだ
それだけのちがいなのに
戦争は 彼と 私を 隔離した
誰もが 戦争はいけないと 思う
誰もが 戦地になど行きたくはないと 思う
だけど現実 戦争は 起きた
だけど実際 戦争に行った 人 は 人 を
殺した
「イラク戦争はんたーい(笑)」
リポートされた彼女は言っていた
友達と肩を組み 笑いながら言っていた
「○○○○はイラク戦争に反対します!」
県会議員候補が 言っていた
車の窓から手を振り 拡声器を使って言っていた
‥じゃあ一体 私たちには 何ができると言うのだろう
「はんたーい」と言った彼女は一体何をしたんだろう
「私は反対します!」と言った県会議員は 一体何をしたんだろう
言うだけなら 誰にでも出来る
手を上げて 「反対で〜す」って言うだけなら
誰でも出来る
‥私には 何ができるだろう
私は 何をするべきだろう
私は ‥私は‥
本当に 意見を言うだけなら誰にだってできる
世間に肯定されるだけの意見を述べるだけなら
私にだってできる
淘汰されない 真実を
風化されない 現実を
隠蔽されない 事実を
私たちは 持ち続けなきゃいけない
そして この島国に生まれた自分に何ができるか
今 この瞬間から
考えなきゃいけないと思う
私は幸運にも 戦争を体験した祖父母をもってる
祖父母は 私たちに 「戦争は悪い」とは話さない
ただ そのとき起きたことを 話す
「戦争」を話す
祖父母は 戦争の是非を語らない
それはきっと 祖父母が経験者だからだ
何よりも 誰よりも 「戦争」を知ってるからだ
何も知らない私たちは なんとでも言える
何も知らないからこそ
本物を見失いやすい
まず 私にできることは 本物を見失わないこと
それがまず第一
そしていつか 自分の言葉と映像で
自分の「戦争」を語ろうと思う
伝えたいと思う
ワールドピースなんて ありえないって
思ってたけど
一人の 人 に出会って 私は そんなこと言ってるより
伝えたいと思うようになった
私は 私の方法で
私の思いを伝えたいと思ったんだ
ワールドピース 誰だって願ってる
ワールドピース 誰だってそう思う
ワールドピース それなら 出来たって可笑しくない
私は 私の気持ちを 伝えたい
この世に 生まれて
砂の国の中で 育って
きっと 恋もしただろうし つらい経験もしただろうし
そして この戦争で武器を持った 人 が
映されていた
その 人 が 映っていたのは
離れた 島国のたくさんのテレビの中だった
よその国の支援無しには生きていけないだろう国の
テレビの中だった
砂の国の地べたに 横たわり
彼は「冷たくなった戦争の被害者」として
全国に放映された
彼はきっと たくさんの思いの中に 武器をとったのだと思う
彼は 今まで 生きてきた
彼は 私たちと 同じように
生きてきた
私たちは 生きている
そして その彼が 死んだ姿を 見ている
彼は 死んだ
私は 生きてる
同じように 赤ちゃんとして生まれて
服を着て ご飯を食べて 会話をして ‥時には‥
‥笑って‥
今まで生きていたと思う
まるで
私と同じように 生きてきた
彼は 亡くなって
私は 生きていて
そこに理由なんか あるもんか
私には 私がやらなきゃいけないことがあるから?
ちがう
ただ この 戦火の届かない島国にいたからだ
それだけだ
それだけのちがいなのに
戦争は 彼と 私を 隔離した
誰もが 戦争はいけないと 思う
誰もが 戦地になど行きたくはないと 思う
だけど現実 戦争は 起きた
だけど実際 戦争に行った 人 は 人 を
殺した
「イラク戦争はんたーい(笑)」
リポートされた彼女は言っていた
友達と肩を組み 笑いながら言っていた
「○○○○はイラク戦争に反対します!」
県会議員候補が 言っていた
車の窓から手を振り 拡声器を使って言っていた
‥じゃあ一体 私たちには 何ができると言うのだろう
「はんたーい」と言った彼女は一体何をしたんだろう
「私は反対します!」と言った県会議員は 一体何をしたんだろう
言うだけなら 誰にでも出来る
手を上げて 「反対で〜す」って言うだけなら
誰でも出来る
‥私には 何ができるだろう
私は 何をするべきだろう
私は ‥私は‥
本当に 意見を言うだけなら誰にだってできる
世間に肯定されるだけの意見を述べるだけなら
私にだってできる
淘汰されない 真実を
風化されない 現実を
隠蔽されない 事実を
私たちは 持ち続けなきゃいけない
そして この島国に生まれた自分に何ができるか
今 この瞬間から
考えなきゃいけないと思う
私は幸運にも 戦争を体験した祖父母をもってる
祖父母は 私たちに 「戦争は悪い」とは話さない
ただ そのとき起きたことを 話す
「戦争」を話す
祖父母は 戦争の是非を語らない
それはきっと 祖父母が経験者だからだ
何よりも 誰よりも 「戦争」を知ってるからだ
何も知らない私たちは なんとでも言える
何も知らないからこそ
本物を見失いやすい
まず 私にできることは 本物を見失わないこと
それがまず第一
そしていつか 自分の言葉と映像で
自分の「戦争」を語ろうと思う
伝えたいと思う
ワールドピースなんて ありえないって
思ってたけど
一人の 人 に出会って 私は そんなこと言ってるより
伝えたいと思うようになった
私は 私の方法で
私の思いを伝えたいと思ったんだ
ワールドピース 誰だって願ってる
ワールドピース 誰だってそう思う
ワールドピース それなら 出来たって可笑しくない
私は 私の気持ちを 伝えたい
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