今日の日記

2003年7月7日
とても久しぶりに 友達のメールを読んだ

パソコンに送られてきたもので 内容は 私の日記についてのことと

私が吹奏楽班をやめようとしてることについてだった


‥私は 今まで その人が私のことを真剣に考えてくれてることなど

高校二年になったくらいの頃には 全くなくなったんだろうと思ってた


でも確かに そのメールの中で彼女は 真剣に私のこと思っててくれていた


真剣に 考えて

真剣に 怒って

真剣に 言葉を紡いでいてくれていたんだ‥


私は 彼女に

「私のことを昔の友達と思ってる人」

というレッテルを貼っていた

態度から そうとった


私が 泣いていても

私が 助けを求めていても

彼女も 彼女以外の人も 私に振り向いてはくれなかったから‥


中学校の頃 笑いながら話していた あの頃の二人など

もう 彼女たちの中には 残っていないのだろうと思っていた


自分の考えをまとめることが苦手な彼女が

こんなに たくさんの文字に 私への気持ちをかいてくれていた

そして私は それを 受け取ることができなかった‥


正直 その頃の私にとっては 彼女も敵だった

あの塊自体 敵だった

私は 弱い弱い 小さな存在でしかなかった


あの頃を捨ててしまっていたのは 私もそうだったんだ‥

‥‥ 信じられなかった ‥‥


私は 吹奏楽をやめたことを 後悔してない

今はもう サックスを吹くこともなくなってしまったけど

中学校の頃の 音と 吹奏楽への気持ちを これ以上壊したくなかったし

自分の存在理由が 「大会に出るため」 だけの場所は

なんとも居心地が悪かった


何度も吐いて

何度も泣いて

何度もトイレに駆け込んだ

その私を「愚かだった」なんて言えない


合同練習の時に腹がなったら恥ずかしいからと

みんなが班室から移動したあとに

食べたくもないジャムパンを 口に押し込んだ


密室の中で 話題にのれず 一緒に笑えない時間

空気を吸うのも大変だった

窓が開いていなれば 頭がくらくらした


あのときの私には 悲しみしかなかった


愛した 先生への気持ちを貫くために

吹奏楽をしていた

どこかで繋がっていたかったから


そんな不純な私が 消えないでいる方法なんてなかった‥


あの時の私も 今の私と同じように

声を大にして 誰かに叫びたかった

誰かに 本気で正面から向かって欲しかった

どすんと目の前に座って

話を聞いて欲しかった

すれちがう会話

すれちがう友達

そのときに交わされる「大丈夫?」の言葉

そんなのに信頼なんて持てるわけないじゃない


でも このメールの 彼女の気持ちに


もう少し 深いところで理解できていれば

‥何かが 変わっていたかなぁ‥

‥‥変わってなかっただろうかなあ


決して‥

決して 吹奏楽がなくなって サックスがなくなって

「たくさんの人と音楽を創る」ことがなくなって

寂しくなかったわけじゃない


‥傍にいてほしかった

それだけだったのかもしれない‥


 
七夕の夜が過ぎる 今

私は 昔の思いを 思い直してる

私が笑っていた裏で あなたたちが思っていたこと

それに気が付かなかった 私

今頃になって気が付かされ ショックを受けている 私

繋がらない気持ち

届かなかった想い

そして 愛すべき時間

嘘じゃなかったと信じたい あなたたちの笑顔

そんなものが たくさん 今 私の中を流れてる


‥空にある 星の川のように‥

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