私にとって特別な‥

2003年9月25日
秋の風 は どうしてこうも「特別」なのだろう

特別な 感触

特別な 匂い

特別な 雰囲気

特別な 存在

それはまるで 昔に私を引き戻すかのように‥

 
流れてきて 私の中に入って 心から何かを持ち出して抜けていく

そして 抜かれて そこに風が通って

「あぁ あのときの‥」

「あの人の‥」

現れてくる 持ち出された思い出

その背景には 秋風が流れていて

「秋」というものに何があるかもわからないけれど

急に高くなった空

流れる雲

光を与える太陽

強めの風

どこにも私はいないのだけれど

心の後ろに流れたベールが 風で泳いで

スローモーションで

 
穴を開けていく

背中にぽっかりと

その中には 何があるか

背中を見ることはできない

でも何か とっても大切なものがある気がして

落とさないように 肩をこわばらせて 歩く

そう それでも

解放されて 気持ち良すぎる

初秋の切り無い 切無さ‥
 
 

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