今日の日記
2003年12月19日‥彼女も
決断したのは こんな風呂の中だっただろうか
私が今まで出会った人々の中で
最も強く
最も汚く
最も孤独で
最も嘘の存在だった 彼女も‥
高校を卒業してから会うことはおろか メールすらしたことはない
私と彼女
そんな彼女も 決断の時はこうやって
濡れた髪に手を添えて 水分中の自分の足を見下ろしていただろうか
わかったとき
気づいたとき
諦めたとき
そこに 彼女がいた気がした
真っ黒の世界の前に立って 音は無くて
そこに文字となって表示される 彼女の微笑と共に
‥「ほらね」‥
彼女は「本物はある」と言っていた
私は「本物」を置いていく
「本物である」ともわからないままに‥
そして思う
彼女に「本物」はないだろうということを
彼女は 私が生まれてから出会ってきた人の中で
最もリアルな カタチの模造品であったのだから
笑っていよう それは仕事のように
笑っていよう それは心の動きのように
笑っていよう それは操られるように
そんなこと思うこと自体が 陳腐
自分を守る最終手段? 愛をもつこと
ドコにも出口もなければ 穴を作ってくれるものも無い
自分しか そこにはいない
どこかでよく語られるような 悲壮感たっぷりの言い訳じゃない
自己愛主義じゃない
見たらゴミ箱が あっただけのこと
そこにゴミ箱があることが 必然であったように 私の中の彼女は笑う
彼女の影が 付きまとう‥
それも ゴミ箱に捨てて
微笑んでみよう
それを越えてやってくるものなど いないのだろう
「本物である」とも わからないまま なのだから
決断
私が動きいいように それだけのこと
自分の胸に手を当てて 微笑もう
そこに何があるだろう
そこに何があるっていうんだろう
道は 続くから
私は 決断した
道は ここまで続いてきたのだから
私は 微笑んだ
決断したのは こんな風呂の中だっただろうか
私が今まで出会った人々の中で
最も強く
最も汚く
最も孤独で
最も嘘の存在だった 彼女も‥
高校を卒業してから会うことはおろか メールすらしたことはない
私と彼女
そんな彼女も 決断の時はこうやって
濡れた髪に手を添えて 水分中の自分の足を見下ろしていただろうか
わかったとき
気づいたとき
諦めたとき
そこに 彼女がいた気がした
真っ黒の世界の前に立って 音は無くて
そこに文字となって表示される 彼女の微笑と共に
‥「ほらね」‥
彼女は「本物はある」と言っていた
私は「本物」を置いていく
「本物である」ともわからないままに‥
そして思う
彼女に「本物」はないだろうということを
彼女は 私が生まれてから出会ってきた人の中で
最もリアルな カタチの模造品であったのだから
笑っていよう それは仕事のように
笑っていよう それは心の動きのように
笑っていよう それは操られるように
そんなこと思うこと自体が 陳腐
自分を守る最終手段? 愛をもつこと
ドコにも出口もなければ 穴を作ってくれるものも無い
自分しか そこにはいない
どこかでよく語られるような 悲壮感たっぷりの言い訳じゃない
自己愛主義じゃない
見たらゴミ箱が あっただけのこと
そこにゴミ箱があることが 必然であったように 私の中の彼女は笑う
彼女の影が 付きまとう‥
それも ゴミ箱に捨てて
微笑んでみよう
それを越えてやってくるものなど いないのだろう
「本物である」とも わからないまま なのだから
決断
私が動きいいように それだけのこと
自分の胸に手を当てて 微笑もう
そこに何があるだろう
そこに何があるっていうんだろう
道は 続くから
私は 決断した
道は ここまで続いてきたのだから
私は 微笑んだ
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