今日の日記

手に入れたいと願い

手にしたいと　思い


だけどその度


先が無いことを呪い　繰り返す

伸ばされてもいない手を　ただ掴もうとするその行為は

悲しいほど　本能的で　そして

可笑しいほど　無知なもので


　
何があるというだろう

今の自分に　手に入れた自分に　捨てた自分に


　
期待は　裏切られ　　それに慣れ


　
期待を　他所にはせず　自分に科せばそれでいいのに

そのことに気づくのにどのくらいかかってるのだろう

他所は知らない

ただ　そこは　私

そして　その周りに　他人


その構造は絶対にして普遍

彼女はそれがわかっていたから

笑っていられたんだと今は思う

　
柵越えを待って　ただ　待って


　
空に向ける視線も　薄れてる

頭がボーっとしてる

色々　わからなくなる

ただその面影が　嫌になる‥