今日の日記

2004年1月21日
ねえ 雲が 流れていく


どうして 君は そんなところで

膝を抱えて 膝小僧ばかり見下ろしているの?

ほら 太陽に退いて 雲が 流れていくのに


 
闇を恐がらない人など いないよ

僕らは光が無くちゃ 自分がドコにいるのか どんなカタチをしてるのか‥

そんなこともわからなくなってしまうから‥


 
だからね

君が 膝を抱えて そんな暗い場所にいる気持ちは わかるんだ

道を歩くのを放棄したいのも わかるんだ


「頑張れ」って言葉が安っぽくて

「大丈夫?」って言葉に嘘を感じて

そんなこと思う自分に嫌気がさして

目指してた場所なんて遠く見えるし ‥見えなくなるし

 
いつのまにこんな深いところへ 僕らは落ちていたんだろうって

上を見上げてしまう

そこにも誰かの手や笑顔があるわけでもなくて

本当に自分って一人なんだと思う


 
太陽は その厚く横たわる 暗闇の向こうに

きっとあるけど

君にはまだ 見えないんだね

それはきっと 今の君に 太陽が必要じゃないからだね

もっともっと近い場所の光が 必要なんだね‥


 
泣いていいよ

誰も否定しないよ

僕はしないよ

だから叫んでいいよ

髪をぐしゃぐしゃにかき乱していい

地団駄踏んでいい

君を支え続ける大地を 潰そうとすればいい


 
太陽はそれでも ね

空は いつでも

君の上に

そして僕は

君の傍に‥‥


君の笑顔が見たいから

君の弱いところ全てを知って

君の笑い声が聞きたいから


 
今は その泣き顔を

今は その泣き声を

 

‥今は 君の その涙を受け止める風となりたい

その涙を恵みとする大地になりたいと

僕は 思ってるんです

 
 

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