6月2日の日記
2004年6月1日いろんなことが
「はっ」って言い放って失くしたい
そう思って歩いてると
隣を車が猛スピードで坂を下っていった
「はっ」って笑いが出た
なんだ これか
こっちに寄っていって 轢かれて
そのときは本当に嫌だけど
将来を考えればそれでいいのかもと思う
そして そんな度胸も勇気も無いくせに
と
自分を笑う
人は多かれ少なかれ
人を利用する
利用されている自分
「どうでもいい」と
誰もいない部屋に入り
ソファの上に座る
立てた膝に手を乗せて
外を見る
空を見上げる
「ふっ」と涙が流れた
太陽の光が 優しすぎて
肩の力が抜ける
どうでもいいか
もういいかな‥
頬を垂れる涙に少しひきつる体
そのとき
携帯がメール着信を伝える
赤ちゃんが生まれた
友達の赤ちゃんが生まれた
近くにいない私に 写メまで送ってきてくれた
女の子だって
生まれてきてくれた 元気に
生まれてきてくれた 彼の子供が
無事に 久しぶりの晴れ間の下に
生まれてきてくれた‥
赤ちゃんが 頑張って
彼の奥さんが 頑張って
彼も 頑張って
幸せが 愛が 形になって
この世に来てくれた
彼らの間に
彼らの元に‥
生まれたよ
生まれたよ
愛してくれたから
愛してもらうために
生まれたよ
泣きながら
存在を叫びながら
何度も 何度も
「ありがとう」という
何度も 何度も
「生まれてきてくれてありがとう」
彼から送られてきた 赤ちゃんと奥さんの
優しい寝顔の写メを
私は待ち受け画面に設定した
もう少し 頑張れるように
その 幸せを
その 頑張りを
その 笑顔を
分けてください
助けてください
頑張らせてください
この世に生まれてきた あなたに
負けないように
頑張らせてください
あなたの存在の 誇示に
負けないように
空の月は
輝いています
「はっ」って言い放って失くしたい
そう思って歩いてると
隣を車が猛スピードで坂を下っていった
「はっ」って笑いが出た
なんだ これか
こっちに寄っていって 轢かれて
そのときは本当に嫌だけど
将来を考えればそれでいいのかもと思う
そして そんな度胸も勇気も無いくせに
と
自分を笑う
人は多かれ少なかれ
人を利用する
利用されている自分
「どうでもいい」と
誰もいない部屋に入り
ソファの上に座る
立てた膝に手を乗せて
外を見る
空を見上げる
「ふっ」と涙が流れた
太陽の光が 優しすぎて
肩の力が抜ける
どうでもいいか
もういいかな‥
頬を垂れる涙に少しひきつる体
そのとき
携帯がメール着信を伝える
赤ちゃんが生まれた
友達の赤ちゃんが生まれた
近くにいない私に 写メまで送ってきてくれた
女の子だって
生まれてきてくれた 元気に
生まれてきてくれた 彼の子供が
無事に 久しぶりの晴れ間の下に
生まれてきてくれた‥
赤ちゃんが 頑張って
彼の奥さんが 頑張って
彼も 頑張って
幸せが 愛が 形になって
この世に来てくれた
彼らの間に
彼らの元に‥
生まれたよ
生まれたよ
愛してくれたから
愛してもらうために
生まれたよ
泣きながら
存在を叫びながら
何度も 何度も
「ありがとう」という
何度も 何度も
「生まれてきてくれてありがとう」
彼から送られてきた 赤ちゃんと奥さんの
優しい寝顔の写メを
私は待ち受け画面に設定した
もう少し 頑張れるように
その 幸せを
その 頑張りを
その 笑顔を
分けてください
助けてください
頑張らせてください
この世に生まれてきた あなたに
負けないように
頑張らせてください
あなたの存在の 誇示に
負けないように
空の月は
輝いています
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