今日の日記

2003年10月23日
一年前の私の日記を見た

そこには 私じゃない 私がいた

気持ちや 思う事は多分大して変わっていないのだろうと思うけど

でもそこにいるのは 日記をかいているのは

確実に 私ではない 私

鏡に映ったわけでもなく

別人として その日記の創者は存在していた

 
何が変わっただろう‥

考えてみてもわからない

ただ  あぁ ただ

今ほど つまらないことを考えていなかったかもしれない

今ほど つまらない場所に自分を置いていなかったかもしれない

今ほど 現実を見れていなかったかもしれない

 
 
そこには 一年前の私

美化され黒さはそぎ落とされた

薄い膜のような私‥

今日の日記

2003年10月21日
人を見下すなど 簡単なこと

それらしい言葉を吐いて 自分にそうと思わせればいい

言葉にするということは

人にも聞こえる

そして自分にも言い聞かせることができる

 
人を見下すことは 楽しいこと

自分より下がいる

自分より卑猥がいる

自分より馬鹿がいる

自分より下手がいる

自分より劣る人間がいる

自分の場所をくれる方法の一つ


 
それを多用する あなただけれど

そしてあなたは 気づいてもいないだろうけれど

そうしているうちに いろんなものを失って

いろんなものを壊しているよ

私は言わないよ 関わりたくないから

言葉の価値というものを知っているから

見下すとかじゃなくて 疎外

大切じゃないから ただ それだけ

私の器は まだまだ小さいから 誰も彼も大切にできるわけじゃない

 
何より

 
自分で気づかなきゃ 治ることもない

そんなことしないで 自分の価値を見つけてみ?

誰にもできないこと一つ やってから

そんな偉そうな顔してみろよ
 
 

今日の日記

2003年10月20日
昔の私は 愛などしらなかった

そして恋をしていた

少し前の私は 恋など忘れていた

そして愛を持とうと思った


そして自分を終わらせた

気持ちを終わらせた

【愛】という ご都合主義の入れ物に

穴だらけの蓋をして

そこから聞こえる音に

そこから出てくる幻に

微笑み抱えて 膝を抱えて

酔いしれた言葉に 消えた煙

なくなったものに 真実を求めて

答えが出ないと知っているから真実求めて

出ないのだから仕方がないと

言い訳の座布団を作って

床についていたお尻も足の裏も

もう痛くない もう冷たくない

それが【幸せ】だと思い‥‥

自分の嘘 自分の真実 自分の行動力の欠如 自分の意見の欠如

目を瞑って

「仕方がない」と呟いて‥‥

 
何も

仕方がないことなどなかったのに

どこにも

すべては自分次第だった

 
 
今の私は愛など知らない

恋など許せない

叶わない想いは ただ つらいだけ

今の私は

闇にも光にも 入れ物にも 入れない‥
 
 

今日の日記

2003年10月19日
決して 蔑んだりしない

決して 同情もしない


あなたは 一人の人間だから

あなたは 一人の大人だから

 
時間を浪費できる間はそうしていれば いい

でも決算日はいつかくる 絶対にくる

それまで そのままでもいい

でもいつか

すがりつく陸も 綱も 人も 木も 一握りの藁さえも無くなるよ


私は 蔑まない 同情もしない

私にできることだけを見て して

あなたが立ち上がるのを待っている‥
 
 
 

今日の日記

2003年10月18日
友達の家へ行った

電車に揺られて

歩いていると 空

夏ばりに 近く深くでかい存在になって

 
友達の家のまわりはいいなぁ

空が とても開けている

窮屈そうな空は 何処にも見えはしない

私は故郷が好き

私は空が好き

私は雲が好き

全てが一つでは存在できなくて

全てが一つとして生きている


 
 ‥闇は。

ただ

この中に入り込みたいだけ

その穴は 空に 開いて

知ってる? 無知は 私たちだけ

こんなにも大きな穴に ハマっていて

何をもがいているんだろう

それが一番大事だと わかっていながら

今の 私は

鼻で笑うしかできない

 
私は 誰が好き‥?

今日の日記

2003年10月16日
山崎まさよしって人は

きっと自分の大きさをわきまえているんだろうなと思う

自分を自分で認めてる

自分の大きさや小ささを知っているから

その範囲の向こうへ どのくらい進めばいいのかとか

人との間のとり方がよくわかるんだろうな

 
 
自分の大きさを間違えちゃいけない

自分が動いてるつもりでも 虚像の自分の大きさの中で もがいているだけ

それは結局 外には見えない

 
自分が思ってるほど 自分の想いは届いていない

それはもしかしたら 自分の大きさを 間違えているのかもなぁ

動いている自覚もないんだったら 話にもならないけれど

‥私はあのとき どのくらい 動いていられたんだろうかな‥

私は今 どのくらい 動くべきなんだろうかな‥

 
何よりも大切なのは「昔」ではなく「今」だということは知っている

それでも未だ私は 不安になると後ろを振り向いて 歩き出そうとしてしまう

そこには見えない壁があって

すぐそこで後退を遮断しているというのに‥

私は‥

弱いな

自分を認めることもできない

自分を見極めることもできない

臆病者。
 
 

今日の日記

2003年10月15日
どうすれば いいだろうか


行方知らずの 溢れる水

受け止めてくれる 海などないというのに‥


枯渇知らずの 夢見る水

目の前に現れてくれる 翼などないというのに‥

 
行き先はただ 暗く臭い掃溜め
 
 
 
 
しかし 水は 止まらない
 
 
 
生まれて初めて 友達とカラオケに行った。
もーーーーホントに緊張したアルヨ。

家族とカラオケに行ったときに二人の兄から音痴音痴と言われ続け(確かに音痴なんだけど;)、友達となんて以ての外、家族とだってあんまり行きたくなかった。

もー、私はカラオケには行かないで生きていこうと決めかけていたのだけれど、一つの人とのコミュニケーションの形として、カラオケってものができなきゃ、開けない場所も開眼もあると思ってもいた。

そして土曜日、うちに泊まりにきた友達が、ぐずる私を家から引きずり出して、カラオケ屋まで連れて行ってくれた。

密室の空間に違和感を覚え、変な興奮に頭がクラクラ‥。
「もう帰ろうよ〜〜〜」と言う私に笑って返す友達。

友達がコブクロを歌い
それを聴きつつ、なんだっけ、えと?境界線か?ゆずの。を、私が頼んで二人で歌って。
なんか、そこから色々感じなくなったかも。
めちゃめちゃ音はずしたけど、友達は頷いていてくれていて、恥ずかしかったけど、怖くはなかった‥。

山崎まさよし(無謀)にぃー、aiko(無謀)にぃー、森山直太朗(超無謀)にぃー、ゆずにぃー、ミスチル(激無謀)にぃー、ポルノグラフティにぃー、19にぃー、スピッツにぃー。
友達はコブクロにぃー、GRAYにぃー、ゆず、ポルノグラフティ(この辺二人で)、マッキー(誰?;)、フィールドオブビューにぃー、浜崎あゆみにぃー。
あとぉ‥何?天城越えって‥。;;;;;
恨みます〜♪恨みます〜〜♪

 
最後に、あれは最後の入場音楽だったかな、中学校の。ときに歌った19の「卒業の歌、友達の歌」を二人で熱唱(?)。
4年って歳月を感じたな‥‥音程がとれない。笑
頭お互いに傾げながら、歌いなおしながら(笑)やってたら、時間オーバーしてるって怒られちゃった。
四分じゃん、お兄さん!(いけません)
「あと一分遅れたら延長料金頂きます」と言われてダッシュ逃げ。
 
笑ってカラオケ出たのも、生まれて初めてだった。
‥でも。
やっぱしばらくはアンタとじゃなきゃいけないわ〜〜〜〜。笑
でも楽しかった〜〜〜。^^

 
 
 
家に帰り。
飯を食い。
たらたらと食い。
片付けて。
パソをちょっとやって。


  
さぁ♪今日のメインイベントだこんにゃろう★
「SOCOM」だああああああっ!!(馬鹿)
もう今日はオールだよ!受験前最後の大馬鹿祭。

同じクラン(チーム)の人を探し。見つからずしばらく普通に個人でゲームに参加。
弾が良く当たることが連発(これを覚醒という・笑)。
よっしゃあ★と思ってたら「クラン入ってますか〜?」って言われて。
「入ってますよ〜」と応えたら、「あ、そうなんですか〜。入ってなかったら、うちのに入ってもらえないかと思ったんですけど〜」。。

‥ごめんね、私汚い人間だからさ。。。
持続力のない「覚醒」を評価されてるとわかっていても‥‥嬉しーーー!!!><
でもお断りしました。今のクラン大好きです。
その代わり、そのうちじゃあクラン戦やりましょう!という話になり。
「え?じゃあクラン名は?」と聞くと
「あ、MGSって言います〜〜。」

‥‥。。。
まんまかよっ!!;
スネークとかいるのか、オタコンとか!「らりるれろ」とかよ!(このとき既にハイテンション)

 
はい。覚醒切れてボコボコにされていると。クラン仲間の方からメール。
お呼びがかかったので(&ボコられてたので)そちらへ飛び。
わぁわぁきゃぁきゃぁやって12時くらい。
今日カラオケ行く前に初めて「SOCOM」やった友達に代わる。
「守ってあげてね〜」と言ったら、「りょ、りょうかい‥」とか言ってたけど、ちゃんと「付いてきて〜」と言ってくれていたそうで。
‥彼女自身が付いていけないのは、しゃ〜ない。結構操作難しいよね。
でも、二人だか倒したんだよね。さ〜すが★
人数の関係で敵側に離れていたうちのクランの人だったらしいけど。笑
敵側のクラン仲間を倒すのは少し‥罪悪感があります。><;
 
私のC.N.が水になってるから、じゃあお前はお湯だってことで、友達のC.N.をそういう名前にしたら、みんなから「安易やな〜〜」という非難轟々だったそうです。
こういうとき、簡単にウケてくれないから関西人てや〜ね。笑

それから、まぁ、話すと長い(もう長くなってるけど;)わぁわぁきゃぁきゃぁやってたら。いつのまにやら五時半‥‥‥‥。
やっとクラン全員揃い踏み!‥と思ったら、親父が起きてきて、叱られて終了。涙

でもしっかり、外は明るくなり始めていて‥。
とりあえずは目標達成(笑)。と思いつつ床に伏し。
「昨日ごめんねー、途中でおちて」ってメールの後ろに「これから段々できなくなる。受験終わったら戻ってくるから忘れないでねー」と打ったら、優しい言葉をいただいた。フガフガ‥。

 

きゃー。がんばっちゃうぞー。(馬鹿)
笑って戻れるように。
とりあえず、頭はガンガンしてるけど。
がんばらねばねばねばねば。。。。

今日の日記

2003年10月10日
あの人のことが好きだった頃

「さよなら」という言葉と

「ありがとう」という言葉に浮かぶ人は

一人だった

 
現在(いま)思ってみると

「さよなら」は あなたのままで

「ありがとう」は 別の人だった‥

 
 
お湯に濡れた髪 これを見ながら あの頃は

何度 幾度 あなたを思ったのだろう

現在(いま) 思うことは かき途中の創作物のこと‥


 
時間(とき)は 流れているんだね

縦にも横にも 規律良く ただ淡々と

あなたの中に 私は少しでも 残っているのかなぁ‥

時代(じかん)は 流れていくんだね

なんとなく そんなことを思っていたんだ‥

 
 
空に 雲は過ぎる

そこに留まることの出来ない時間(とき)のように

そこから追いかけることができなかった

私の愚かな心のように‥

今日の日記

2003年10月9日
かきかけの スケッチブック

くすんだカバンに入れる


それは一種のお守り

それは一つの装置

それは一心の安心感‥


スケッチブックの白い面(つら)は

ノートとのそれとはちがう

線も無く 文字も無く ただ白で

自由 とは何かと言われるが

つまりは今 この少し凹凸のある白の画面に

何をかくかは自由なんだ


それは素であり

それは嘘であり

それは欲望‥


しかし例えばそこに線を一つ かいたとしたら

たちまちにして 表情の無い表情はなくなり

自由はなくなり

「私の手にかかって線をかき込まれたもの」になる


それは人生ではない 消す事は出来ない

それは人生である 消しきる事は出来ない


スケッチブックは 私を強くする

何でもできるんじゃないかとも思わせる


だけどそれには『かきかけ』であることが

必要最低条件で‥


結局は幻であるはずなんだ

私は 私を 強くしていかなくちゃいけない‥
 
 

今日の日記

2003年10月7日
部屋を真っ暗に閉め切って

染み入る朝の日差しを遮断して

滲み出る夢の汗に一笑効かせて

ねえ ちがうんだよ

そんな言葉が 私の頭に張り付いていて

手を伸ばしても

それはやっぱ私の手で

ベッドも その一本一本の繊維で私との接触を避ける

ねえ ここじゃないんだよ

息を殺して 夜に生きてるんだ‥

でも夜はただ その暗闇に久遠を見せてくれるだけで

マヤカシで

だから 私は泣いてるんだよね‥


 
ねえ ちがうんだよ

ねえ ここじゃないんだよ

ねえ 私じゃないんだよ

ねえ 誰でもないんだよ

ねえ 必要ないの 君なんて

 

 
どれも 闇のマントを纏う言い訳で

ゴマカシで

 
どれも すりきれて 毛羽立って 気持ち悪いんだ

一瞬の快楽に身を任せても


ここに私は存在し続けている

私は 闇でも 光でもなくて

だからこそ 存在し続ける

 
必要なものだけ必要と 叫んでいられたら

私は闇か 光か 何かになれて

消えることができるだろうに‥


 
そんなことを思うから私は 何でもなく 私なんだ

 
吐き気をモヨオス 自我
 
 

今日の日記

2003年10月6日
近くの公園の

木で出来たベンチに座って

空を見上げる


高い高い木の葉が

白い空を緑に覆っている

あの木よりも もっと もっと上に

空がある

なんとなく 実感が持てない

例えば

今 ボールが跳ねる

その瞬間

大地を離れた瞬間

ボールは空にあると言っても嘘じゃない

でも 実感も無い

私がジャンプしても 同じこと

私は結局 「大地の上」で跳ねてるだけなんだろう

空とは 「行き着けない場所」という範囲においてカタチをもつのだろうか

だって私たちの背中にも

こんなにもたくさんある木の葉の一枚一枚にも

くもの糸のような 風に揺れるような 伸縮性がある鎖があるんだ

そしていつか私たちは 木の葉たちは 人工物は

大地へと還るんだ 糸は切れない

空とは 叶うことの無い 憧れか‥?

 
思うと エンドレスのはずれたCDが 授業終了の時間を私に知らせた


‥とりあえず 今の私には

空に向かい合う資格もないのかもしれない‥
‥今朝三時まで‥ゲームをやっていました‥。
笑えよ‥あぁ、笑えってんだ。私はこの二週間何がんばったってわけでもなかったんだ。
だけど、つらくて。
溜まりに溜まっていて、昨夜は親父もいないし(ネットとつなげられる部屋を親父が独占するから)できなかったゲームをやったんだ!

現実逃避じゃないけど(いや、そうなのかもしれないけど)、神戸の人たちと笑って話してチーム組んで戦って。おもしろかった〜。
「よし今度はアズア(私のC.N.)さんに突っ込んでもらおう!」とかいってくるし‥。
「うわ〜、どうしよう」って言ったら「突っ込み弱っ!!」って怒られるし。笑
ウォッカ7杯飲んでやってた人、途中で寝ちゃうし。笑
スタート場所からずっと動かない彼のコマンダー。;;

クラン(ゲームの中で結成できるチーム。最初はみんな個人)にも誘っていただきました。ありがとう。
「関西弁いいですね〜」って言ったら「じゃあアズアさんも関西ノリで」。
突っ込み強要、ボケ強要。笑
後者のが私はつらい。;;;;
「長野ラーメン作戦」でがんばりました。;


クランはもちょっとうまくなってから入ろうと思ってたんだがなぁ‥。;;

クラン名は? え? 「ちょろまつ」?「おそまつ」?

 

‥‥っえ?? 笑


私以外は顔見知りのみなさんだそうで‥。楽しそうでした。ビンラディンさん(に、似ている人)もいたらしい。笑


 
■:「ブンブンマル、左から行きまーす」

私:「アズア、正面攻めてみまーす」

▲:「スロッター、右から行きまーす」

●:「タクゥ、空から行きまーす」

■&▲:「それは無理」
 
 
 
 
笑いつつ、プレイヤー寝ちゃってて動かないのを心配しつつ(オンライン繋げっぱなしだしね;)、いい加減3時はやばいということで寝ました。

ねんねんこーっこ ねんねんこーっこ ねんねんこーっこよ〜♪


****************


目覚めると、肌寒い風が私の上に蟠っていた。
寒い。
肌蹴ていた布団を肩まで引き上げると、足が肩の代わりに布団からはみ出した。

すずめの音がする。
あと‥上のジジババの歩く音。
‥眠い。

携帯を見ると7:30。そうだ、無意識に消してしまったけれど、携帯の目覚ましで起きたんだ、今。

父を起こしに行き、洗濯機を動かす。

今日のご出勤は10:50からの授業。
もう一寝入りしようと思った私が馬鹿だった。
あまりにも、肌寒さの中、布団に体を埋める(しかも二度寝の)快感に魅入られて眠る。

目覚める‥と。

 
 
13:18。

 
 

‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
もちろん、見なかったことに。


これ以上寝ても気持ち悪くなるだけなので(でも布団の中に埋もれていたくて)、壁に寄りかかって布団を被り、読み途中の吉田修一著の「パレード」を読み終えることにした。

窓を開けると、風が一瞬吹きすさび、すぐにカーテンの中で回転して外に出て行く。
ドアを開けていないので出口を失って混同する空気と風と埃。


読み終えた後味。「パレード」に限ったことじゃなくて、何かを読破した後に残る、達成感でもない感情。
どちらかと言うと負の感情。負の意識、イメージ。
マイナス2/3くらい。わだかまり。発見。終わり。環。

色々に体位を変えて読んだので、ぐしゃぐしゃの枕と布団。

仰向けに倒れると、風に流されて浮遊する埃とも糸とも言えないクズ。
乗せようと指を伸ばすけど、その指の動きで偏る空気にクズは離れていく。

私の人差し指は 赤とんぼの目を回すようにくるくると円を描く。
それが段々と指揮者のタクトのようにリズムを打ち始める。

夢か黄昏か。

そういえば昨日(?)のゲーム楽しかったなぁ、って思い出し笑い。

いつまでも捕まらないクズにむかついて両手で空気をかき混ぜる。

増えるクズ。

息をすると近づいてきて嫌だった。
私は布団で顔を覆った。

そして思う。

これが元凶じゃないか。って。

 
 
洗濯物はいつのまにやら ばあちゃんが干してくれてあった。

 
 
 
 
 
 
結局私は何もがんばっちゃいないんだ。

 
****************


知ったような顔をしないでほしい

口ではなんとでも言えても 何の行動も行為も

なかったでしょ?

知ったように言わないで

皮肉にすら 誰も気づいてはくれない

私は興味の無い人間?

今日の日記

2003年10月1日
母にウォークマンを貸した

先週から 私は耳からの世界との遮断機を失くし

リアルな生が そのまま耳に入り込み 頭に到達している

ヘリコプターの羽ばたきが聞こえた

見上げると タイル上に敷き詰められた雲の下に

小さなヘリコプターが見えた

ばらばらと 騒音を撒き散らし 旋回している


くるくると大きな輪を描いて泳ぐ銀影を 目で追いながら

坂を上る

自分の息遣いよりも 鼓膜を叩く羽音

坂を下りてくる青年も 会社員も おばあちゃんも 小学生も

誰も見上げもしない 飛行物体

空を自由に飛べると思っていた あの頃のように

不思議な魅力も 今は薄い

 
 
昔 ヘリコプターや飛行機の音に

彼らの姿を探した私たちは

一体どこへ行ったのか

いつのまにやら消えた景色のように

探しても 見つかりはしないのだ

今日の日記

2003年9月30日
アスファルトの上を 枯葉が

秋風に押されて転がっていく

その音は まるで私の心の中に その枯葉たちが

乾いた音を立てて転がって行ったかのように

よく響く‥


何億年も昔の人間たちから 私たちは科学的なものを足されて

自然的なものを引かれて進化してきた

私はそれを少し 個人の中でだけエゴイズムに後悔している

だけども 硬い人工の床を転がっていくこの枯葉の音は

昔の人たちには聞けなかっただろうと

なんだか ほくそ笑んでしまったり


そして 何をそんなことで喜んでるんだ自分と

夕飯の材料の買い物で揺れる自転車を

ババ臭い音を立てて 漕ぐのでした‥‥

今日の日記

2003年9月28日
私が 話をしたいのは 誰だろう?

私が 助けてもらいたい人は 誰なんだろう?

地球上の皆に 救ってもらいたいの?

中学校の頃の友達? 今は見向きもしない‥

高校の頃の友達? 互いに本当もない‥


私は 誰が好きなんだろう

私が好きになると その人は私から離れてく

でも 嫌いになった奴も 今は近くにいない

どっちにしても私たちは 離れる運命にあったんだろう‥

私が好きになっても

私が望んでも 望まなくても‥


 
私はね 一番嫌なのが 今一番嫌なのが

「受験生だし、」

って配慮


 
それがね すごく嫌

私は簡単に人を疑う 信じているのに 疑う

その言葉の裏に 私との関係に面倒くささをかけらでも感じていて

その言葉の表を 支えて 頼って 避けられてるんじゃないかって‥

私は 弱いよ すごく弱い


だからね お願いだからそんな配慮はしないでほしい

私ね 何もできないし プラスのことなんかなくて

綺麗ごとしか言えなくて

私が好かれることなんて 本当に好かれることなんて

きっとないんだよね‥

だから私 疑ってしまうのかな‥


 
それでも 私と友達でいてくれて ありがとう

 
 
 
もう受験生だからってこと 考えないで

必要な時 必要として

だめなときはだめというから

でも精一杯

誰かの役に立ちたい

本当の人を見つけたい

本当の意味で 疑わないでいられる人

そんな漫画話

でも 私は 信じてる それだけは アホみたいに‥



今日の日記

2003年9月26日
がんばってるね と言われても

素直にその言葉を受け止められない

自分の中で もっとできること

もっとやらなきゃいけないこと わかってるから


がんばらなきゃ

勉強しなきゃ

もう ホントに

笑われるのは嫌だ。

私にとって特別な‥

2003年9月25日
秋の風 は どうしてこうも「特別」なのだろう

特別な 感触

特別な 匂い

特別な 雰囲気

特別な 存在

それはまるで 昔に私を引き戻すかのように‥

 
流れてきて 私の中に入って 心から何かを持ち出して抜けていく

そして 抜かれて そこに風が通って

「あぁ あのときの‥」

「あの人の‥」

現れてくる 持ち出された思い出

その背景には 秋風が流れていて

「秋」というものに何があるかもわからないけれど

急に高くなった空

流れる雲

光を与える太陽

強めの風

どこにも私はいないのだけれど

心の後ろに流れたベールが 風で泳いで

スローモーションで

 
穴を開けていく

背中にぽっかりと

その中には 何があるか

背中を見ることはできない

でも何か とっても大切なものがある気がして

落とさないように 肩をこわばらせて 歩く

そう それでも

解放されて 気持ち良すぎる

初秋の切り無い 切無さ‥
 
 

今日の日記

2003年9月24日
感じているのに あらわれない‥

空や 風や 空気や 緑や 露‥

感じているのに 消してしまっている

私 どっかに大きなもん 残してきた?置いてきた?


日記にも 「空」が あらわれない‥


もうどうしようもない

苦しい
あなたの心は 痛みませんか?

不安をたくさんに抱えて 歩いていく母の姿を見ることもしなかったときに

あなたの心は 痛みませんか?

心配して部屋にまで入ってきてくれた人に 欠伸で応えたときに

あなたの心は 痛みませんか?

一日中傾斜の世界を見つめていて

あなたの心は 痛みませんか?

母が泣いていることを知って

あなたの心は 痛みませんか?

ずっと耐えてそして入院した母を考えて

あなたの心は 痛みませんか?

あなたの良心は?

それとも すべて 失くしましたか


 
私は 絶対に あなたと あなたの父親と そしてあなたの息子を

許しません

絶対に 絶対に 絶対に

 
どんなに あなたたちと話そうが 笑おうが

私は絶対に


許さない
 

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